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慢性疲労症候群の症状や治療法について詳しく掲載しています。

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群とは、CFSとも言われ、日常生活が送れないほどの重度の疲労感が長期間続く状態をいいます。身体的、精神的原因ともに解明されていません。病的な疲労感はいくら休息をとってもほとんど、あるいは全く改善しないのが特徴で、症状は風邪と似ていて、のどの痛み、筋肉痛、関節痛などがあり、集中力が低下し、強い疲労が何カ月も続きます。ときには短期間ですが記憶がなくなることもあります。重度の場合には、身の回りのことも出来ず、日常生活に介助が必要で、終日就床を必要とするということもあります。慢性疲労症候群の診断を確定できる検査法はなく、甲状腺疾患、精神病、アルコール依存症など、同様の症状が現れる病気を除外するために検査・診断する必要があります。 慢性疲労症候群の診断が下せるのは、薬の副作用も含め、この疲労感を説明できる明らかな原因が見つからなかった場合に限られます。

厚生労働省の診断基準では、最低要件として「他の病気による物で無い事」「6ヶ月以上にわたる症状の持続」として診断されます。発症が急である場合、数ヶ月から数年である程度症状が改善することが多いのですが、十年〜数十年もの長い期間治癒しないケースも多く、ベッドから出られず寝たきりの状態がずっと続いている患者さんもいます。早期治療を受けた場合は予後が良く、治療を受けないで自然治癒する患者は少ない。うつ病や気分変調障害を合併すると長引く傾向があります。

慢性疲労症候群の治療

診断は、日本では厚生労働省がアメリカにならって診断基準をだしていますが、アメリカの診断基準はいまだに論議をよんでいて、その症状が他の病気によるものではなく、CFSだけによるものであると判 断するのは非常にに難しく、今のところ、はっきりした治療法がないという状態です。よって、患者個々に応じた対症療法を実施することになります。

まずは心身共に休養させる必要で、就業していたりすると責任感から休職を拒んでしまう患者が多く、症状を悪化ないしその後の回復も長引かせることになります。また、調子がよくなってきて早めに復職など無理をすると、症状が最悪時の状態に戻ってしまうことがあるので、療養は、徐々に確実に治していくことが大事です。
投薬治療では、抗ウイルス薬や免疫グロブリン・免疫調節剤・ビタミン剤などが使用されます。場合によっては、抗精神薬や睡眠導入剤・消炎鎮痛剤も併用されることがありますが、慢性疲労症候群の治療における安全性や有効性はまだ確立されていません。
インターフェロンや抗ウイルス薬を使った治療法も多く試みられていますが、ほとんどは効果が出ておらず、月見草オイルやフィッシュオイルなどのサプリメント、ビタミン剤の多量投与はよく行われますが、有益性はまだ証明されていません。また、硫酸マグネシウムの筋肉注射により病状が改善する例は少数あるようです。
それ以外の治療法としては、メンタル面として、同時に患者の不安を取り除くために、カウンセリングも行われるこがあります。また、個人またはグループでの行動療法といった心理療法も有益です。運動療法として、ウオーキング、ジョギング、水泳、サイクリング、などの軽〜中度の有酸素運動を、医師の指示の下で行うことにより、疲労感を軽減させ、身体機能を高めることができます。尚、慢性疲労症候群の患者は、男性:女性=1:3の比率になっています。また、児童にの病状は起こるため、不登校に陥っている合もあります。まずは医師と相談の上、十分な休養を取ると共に、適切な治療を行いましょう